そばかす美人

色の白いは七難隠すと言うが、肌の色が白いとそれだけデリケートになるもので、ケアにも気を使うことになる。それに、少しの疾患でも目立ってしまい、自他共に気になって仕方がないだろう。特にそばかすなんかは色白の人は目立ってしまって、あの有名な歌にも、そばかすを大嫌いだとまで言い、それをなでてため息をつくという部分がある。
そばかすという名前も良くない。なぜ先人は、この皮膚の斑点のことをそばの実のかすに例えたのだろうか。カスという響きがもう既に良くない。
ただ、違う先人だろうが、そばかす美人という言葉も作った。この言葉の意味は、そばかすがあるが、それを上回るほどの美貌を持つ女性、ということだけではないだろう。そばかすがアクセントになり、ただの美人ではなく、愛嬌がある、親しみが湧く、親近感を持てる女性であるということだと思う。そばかすに悩む女性は少なくない。だが、それも悪いばかりではないということを分かってほしい。
ただ、先述、そばかすがアクセント、というに留めたのは、それがチャームポイントとまでいってしまうと、ただそばかすが好き、あるいはそばかすにフェチシズムを感じる人という意味になってしまう可能性があったからだ。それは何か違うとも、思う。